内容説明
本書は絶対評価の基本とは何かを問いつつ現状の運用上の問題点を再検討して打開の道を探るとともに、省力化を図りながら適切に絶対評価を運用するための工夫改善のポイントを具体的に提示することを目指してまとめたものである。
目次
1章 相対評価的な絶対評価からの脱却(調査書に不信感を抱く4つの背景;入試をめぐる絶対評価の課題と方策 ほか)
2章 指導目標と学習目標の設定、分離(教師がめざす目標、生徒がめざす目標;希薄で知識に偏る指導目標 ほか)
3章 所持から育てる関心・意欲・態度へ(性格・行動面と関心・意欲・態度;生涯学習と関心・意欲・態度 ほか)
4章 学力評価と学習評価の使い分け(簡略化が必要な絶対評価の運用;絶対評価と学習評価、学力評価 ほか)
著者等紹介
渋沢文隆[シブサワフミタカ]
信州大学教育学部教授。1947(昭和22)年群馬県生まれ。筑波大学附属中学・高等学校教諭、文部省初等中等教育局中学校課・高等学校課教科調査官、などを経て、2000年(平成12)より現職
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