内容説明
子どもたちを置き去りにした教師の思いだけの授業になっていませんか?目の前の子どもに応じた授業づくりをしよう!
目次
1 クラス全員をアクティブな思考にする算数授業の基礎・基本(子どもがアクティブな思考をしている姿とは;「何のために」と考えることを大切にする;算数授業の4つの楽しさとは―「2・6・2の法則」から子どもたちの階層を考える ほか)
2 アクティブな思考に導く算数授業づくり14のステップ&教科書教材実践例(指導書の単元の目標を確認しよう;教材開発のために1 問題を解いてみよう;教材開発のために2 内言を書き出そう ほか)
3 クラス全員をアクティブにするための算数授業づくりQ&A(宿題をしてこない子がいます;どうしても学力の差や進度の差が出てしまいます;板書をすべて写すことのできない子がいます ほか)
著者等紹介
樋口万太郎[ヒグチマンタロウ]
1983年大阪府生まれ。大阪府公立小学校、大阪教育大学附属池田小学校を経て、2016年より京都教育大学附属桃山小学校教諭。全国算数授業研究会幹事、関西算数授業研究会副会長、授業力&学級づくり研究会事務局、学校図書教科書「小学校算数」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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家主
2
A 最後のQ&Aがわかりやすく、参考になった。問題を全部解き、内言を書き込むというのはいいと思う。子どもの頭をアクティブにするよう、時間の使い方、終わったら何させるかを考える。単元の構成にメリハリをつける。2018/02/28
jotadanobu
1
子どもの実態に合わせて全てを考えていく。一貫してそのことを述べていたように感じた。そのためには技術も視点も必要となるということで読み進めていった。今意識していることを再確認していくような感じになり、改めて算数の授業の方向性を確かめることができた。2017/07/27