内容説明
「引く」ための辞書であると同時に「読む」ための辞書であることによって、実践を「つくりだす」ことができるように構成と用語の選択および配列に努めている。各章を「学級づくり」的なものと「授業づくり」的なものとの双方から実践を見通せるようにし、その構成と用語が授業研究の枠組みと視点になるよう工夫し、教育方法遺産の継承と教育争点の今日的問題群にアプローチした。
目次
1 教育方法思想の継承と授業研究へのアプローチ
2 子どもの捉え直しと居場所づくり
3 授業とコミュニケーションの成立基盤
4 教材の開発と指導案づくり
5 学習活動の展開と教師のタクト
6 学びと学習環境の広がり
7 教育課程の創造と学校の再生