内容説明
考える楽しさ、教える楽しさを実感できる算数の授業づくりには、意識すべきたくさんのポイントがあります。それらを踏まえることで、授業は大きく変わります。本書では、授業づくりにおけるはじめの第一歩から、様々な実践をもとにした具体的な手立て、学習方法のテクニックなどを紹介しています。算数の授業づくりに不安を感じている先生にお読みいただきたい授業づくりの入門書です。
目次
第1章 さあ、算数の授業づくりを始めよう(授業開き;授業展開;単元計画)
第2章 教師と子どもの算数力を高めるポイント(教材研究・授業づくり;発問づくり;ノート・ワークシート;板書;教材・教具;評価;家庭学習)
第3章 算数授業のワンポイントアドバイス
第4章 算数授業の多様な学習方法
著者等紹介
久保田健祐[クボタケンスケ]
1979年兵庫県宝塚市生まれ。兵庫県西宮市公立小学校教諭。全国算数授業研究会幹事、理数大好きセミナー世話人、教員サークル「わっしょい!」代表等、算数を中心として様々な研究会で活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいじゅう
1
場面のイメージをもたせることを、より意識しようと思った。絵(図)を描かせる、半具体物の操作活動などを通して、実感的な理解を。 クラスでは、引き算を勉強中。はじめなので、図の描き方を教えている段階。問題場面をイメージしたり、図などに表したりする力をしっかり身に付けさせ、次の単元につなげていきたい。 先日、友達に指を使って説明している子がいた。場面をイメージできていたし、友達に分かるように説明する姿が素敵だった。教わった子の「ありがとう。」も、見ていて、いいなぁと思った。価値付けて増やしていきたい。2017/07/17