内容説明
「体罰」「強制」頼みの部活動指導は、もういらない!真の意味での「スポーツ」「クラブ」活動をめざすため、生徒が、自分たちで考え、自分たちの力で強くなる「自治」による部活動に。生徒自身が主人公になり、教師も「援助者」として、自分の専門性を活かすことができる部活動の指導法を紹介。部活動指導に悩む現場の教師をはじめ、「部活動」「スポーツ」の現場に携わるすべての人たちに読んでほしい一冊。
目次
第1章 部活動は学校の教育活動なの?―若手教員・たかし先生の悩み
第2章 運動部活動の「自治」を3つの積木で考えよう!
第3章 運動部活動具体的な指導のポイント
第4章 自治による部づくりの扉を開こう!
第5章 「自治」による部運営の振り返り―「自治」の扉の閉め方
第6章 「自治」をさらに成熟させるためのアイディア
第7章 教師は部活動をやめることができる!?
第8章 生徒が自分たちで強くなる!運動部活動指導のチェックリスト
第9章 運動部活動の指導案―見通しを持つための7つのSTEP
著者等紹介
神谷拓[カミヤタク]
1975年、茨城県出身。中京大学体育学部を卒業後、和歌山大学大学院教育学研究科に進学。その後、筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。博士(教育学)。日本体育学会体罰・暴力根絶特別委員会委員。現在、宮城教育大学准教授。専門はスポーツ教育学、体育科教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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