内容説明
いじめのない教室はない。克服するには、いじめに強いクラスをつくること。「予防編」で、いじめ早期発見の手立てや授業との連携、予防の「鉄板指導」を豊富に紹介。「治療編」は、投げかけた言葉と子どもの反応などをドラマ化。具体的な指導の流れがわかる!現場で磨かれた「いじめ指導の極意」を、陥りがちなミスも含め徹底解説。
目次
第1章 いじめに強いクラスをつくる いじめに強い教師になる(教え子からのメール;いじめ防止対策推進法と基本方針の策定作業から見る対策の穴;いじめの現状から見える対策の要;子ども集団を組織する)
第2章 いじめに強いクラスづくり予防と治療マニュアル(子どもが主役となるいじめ予防―子どもたちのかかわりを変える二つの支援策;「クラス」というチームVSいじめ;クラスへの誇り、愛着こそがいじめを寄せ付けない;絶対に見たい子どもの「顔」がそこにはある!;個を信じ、集団を疑う;予防にコストを、治療にはケアと集団の力を;システムと覚悟、共感と希望を;いじめ問題の分析的予防と臨床的治療―小学校下学年編)
著者等紹介
赤坂真二[アカサカシンジ]
1965年新潟県生まれ。上越教育大学教職大学院教授。学校心理士。19年間の小学校勤務では、アドラー心理学的アプローチの学級経営に取り組み、子どものやる気と自信を高める学級づくりについて実証的な研究を進めてきた。2008年4月から、教師教育にかかわりながら、講演や執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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