内容説明
子どもたちも含めて、わが国の民衆は民衆一般では決してない。「民主主義」「自由」「平等」などといわれるのは表看板であり、現実には多様な差別があり、もちろん、貧困をともなう。部落差別・障害者差別・民族=外国人差別・性差別などなどあげきれるものではない。これらの差別の中で典型的なのは部落差別である。この書は、その解放教育として著者の学力論を展開している。
目次
1 戦前にみる部落の学力状況
2 戦後に表出した学力動向
3 「解放の学力」を追って
4 「解放の学力」論前後
5 学力を決定する要因は何か
6 学力の構造―その全ぼう
7 「自立感」をどう育てるか―その課題
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