内容説明
ブレない生徒指導の極意とは?「目的」を意識するほどに、指導はブレなくなり、子どもの心の安定を生む。生徒指導の基礎理論と成功の極意を伝授。圧倒的多数の「中間的な集団」は、最も冷静に教師をみています。教師の「言動一致」が児童・生徒の心をとらえ、そこから「感化」の教育が始まります。
目次
第1章 “目的”を自覚するほどに、指導の軸はブレなくなる
第2章 “目的”のために一歩引いた指導事例、一歩も引かなかった指導事例
第3章 問題を起こす児童・生徒の心の中
第4章 感化の力が育てている
第5章 教師修養の方法―人格の完成を目指して
第6章 発達障害への対応が重要となっている
第7章 生徒指導上の難問を解くことで、ブレない指導が確立する
著者等紹介
寺崎賢一[テラサキケンイチ] 
1953年生まれ。麗澤大学非常勤講師。1976年早稲田大学教育学部卒。2002年早稲田大学大学院教育学研究科修士号取得。同博士課程に4年間在学。「M・F・Cチームワーク指導」の提唱者。また、構造主義による文学的文章の主題読み指導の提唱者。元公立中学校教諭。「日本生徒指導学会」「全国大学国語教育学会」「日本道徳教育学会」「教育哲学会」に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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epitaph3
5
          
            生徒指導の技術論ではなく、考え方の本。生徒指導の目的とは何か。教育基本法からカントまで取り出しながら語る生徒指導の考え方。憲法と教育基本法の論理に驚かされ、ひとつの武器を手に入れた感じを得る。だが、あくまで、自分の成長を根本において、常に意欲的に、自分の成長を追い求めなければいけない。考えなければならない。考えなければならない。2015/09/24
          
        にくきゅー
1
          
            生徒指導を根本から考えた本。明日、すぐには役に立たないかもしれないけど、五年、十年続ければ役に立つ本。根本から考えることの大切さを思わされた。2018/03/21
          
        



