オピニオン叢書<br> 修辞的思考―論理でとらえきれぬもの

オピニオン叢書
修辞的思考―論理でとらえきれぬもの

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784181674007
  • NDC分類 801.6
  • Cコード C3337

目次

第1話 そして誰も論理的でなくなった―シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』
第2話 逆説は通念に寄生する―ラ・ロシュフコー『マクシム』
第3話 心の弱さと議論法―ドストエフスキー『罪と罰』
第4話 自己欺瞞の文法的特徴―中島敦『山月記』
第5話 屁理屈で取り戻した青春―伊藤整『青春について』
補 議論の型と論者の思想の関係について―R・ウィーバーの修辞理論の検討

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Saiid al-Halawi

6
修辞学的テクニックの解説本。『ジュリアスシーザー』は最近読んだ新潮の福田訳を底本に据えていてくれてるので、タイムリーで分かりやすかった。「だいぶ以前から気づいていたことなのであるが、レトリックを研究すると、品性が下劣になる。」(p.212 あとがき)2012/12/31

ロク=デモス・ナオ

0
シェークスピアの『ジュリアス・シーザー』の分析がおもしろかった。(けど、これ他の著作でも扱ってた気もする。)いい加減元ネタのほう(リチャード・ウィーバーとか)を読みたい。2012/09/09

dvoix

0
逆説の定義について触れたところが特におもしろかった。2009/08/27

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