内容説明
学級は最初の1ヵ月で1年の7割が決まる?最高の1年は、最高の出会いから。子ども達の期待に応え、ルールをつくる勝負の時間。その1歩は確かな準備から始まる。「学級開き」のポイントを網羅した、入門書決定版。クラスのゴールをイメージしていますか?クラスの状態によって、学級開きは変わります。春休みの間の準備・作戦づくりから、学級開きは始まっているのです。まずは、最初の指導(ファースト・インストラクション)が大切です。
目次
第1章 始業式までにやっておくこと
第2章 始業式・1日目
第3章 2日目~3日目
第4章 4日目~7日目
第5章 8日目~いつでも大切なこと
第6章 クラスを温めるために
第7章 クラスが盛り上がるミニゲーム集&あると便利なグッズ集
著者等紹介
佐々木潤[ササキジュン]
1962年宮城県生まれ。現在、宮城県女川町立女川小学校勤務。授業づくりネットワーク・東北青年塾スタッフ。お笑い教師同盟・東北支部長。実践研究、講演などを精力的に行っている。「一番受けたい授業」(朝日新聞社編)で全国76人の「はなまる先生」の一人に選ばれる。平成22年度文部科学大臣優秀教員受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mori
3
再読。自己紹介、ゲーム、語り…何をするにしても何を狙ってやるのかという目的を持つことを再確認。筆者は横糸から…とあったけど、わたしはまだやっぱり縦糸からかなあ。でも横糸の大切さはキャリアと共に実感しつつある。2019/03/30
の
2
最初の一ヶ月、大事。自分でやっていないことで良さそうなこともあったし、今の職場ではそのまま使えないものもあったので、アレンジも大切。2016/01/22
えぬ
1
四月を前に読了。年間を通して貫き通せるかが、やっぱり肝な気がするなー2016/03/28
jotadanobu
0
学級開きに関する本を書かれる先生達の学級は、とても楽しいのだろうというイメージがもてる。違いは多々あるが共通しているのはゴールが明確であるということ、ゴールにたどり着くための長期的な視点と瞬間瞬間の視点を広く深くもっているということ。だから、システムや接し方が違えど素敵なクラスができるのだろう。そうした背景や根っこからは学べるが、最後は目の前の子どもと自分自身の特性を含めたキャラクターを擦り合わせていかなければならいないと強く感じた。マイナーチェンジを繰り返していくうちに、これだと思うものが見えてくるのだ2017/04/01
森山洋輔
0
年度末。今の子たちに集中したい一方で、年度初めに執着したこともあるし、学級経営で失敗したことも。ちゃんと自分をリニューアルして新学期を迎えたい。2017/03/22