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内容説明
「誤り分析」とは日常的に行っている日記や作文、ノートやテストを基に、その中の誤りの傾向を分析して、学習支援につなげていくものです。「読み書き」や「算数」につまずく子どもの中には、決して努力不足ではなく、LD等の困難を抱えている子がいるのです。
目次
第1章 国語の誤り分析(誤り分析とは;誤り分析から子どもの読み書きを支援する;音韻認識の誤り分析;特殊音節の誤り分析;漢字の誤りパターン;漢字の誤り分析;事例分析)
第2章 算数の誤り分析(算数の誤り分析を考えるために;誤り分析の実際;文章問題の誤り分析;計算問題の誤り分析;総合的誤り分析)
著者等紹介
村井敏宏[ムライトシヒロ]
小学校教諭。S.E.N.S(特別支援教育士)スーパーバイザー。言語聴覚士。日本LD学会会員。日本INREAL研究会事務局
山田充[ヤマダミツル]
小学校首席教諭。S.E.N.S(特別支援教育士)スーパーバイザー。自閉症スペクトラム支援士アドバンス。日本LD学会代議員。特別支援教育士資格認定協会評議員・広報委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
epitaph3
3
2015年122冊。子どもの誤りからは正解へつながるヒントがあるはず。だが、まさか国算の誤り分析の本が出るとは。「モーラ」「特殊音節」「漢字」「計算」「文章題」など、それぞれ丁寧に誤り分析の視点だけではなく、実際に取り組んでみるワークもある。これは、買いですよ。通級指導の方、特別支援教育コーディネーターの方、支援学級の方、教師の方。これは買いです。私的には、自分が尊敬する山田充先生が書かれたということだけで買いでした。2015/03/10
U-Tchallenge
1
子どもたちを指導・支援していると、子どもたちの不備が気になる。不備があるからこそ指導・支援するのだけれども。そこでは、どのように与えるかを考えることになる。しかし、その前に子どもたちの実態を把握することが必要になるだろう。そう考えるならば、子どもたちの誤答や誤概念を大切にすることが必要になるだろう。そんな姿勢や具体的な分析方法について知ることのできる内容となっている。まずは誤り分析から始めていきたい。2023/04/18
こりん
1
誤り分析って大切。明日、漢字のアセスメント実践!わくわく。適切な支援と指導で力を伸ばしたい。2017/04/30
のす
0
誤りの原因を努力が足りないと突き放すわけでなく、原因を分析して対応する2023/12/22