目次
第1章 論より証拠
第2章 対等の人間関係
第3章 「番」
第4章 「資格」
第5章 異同
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
megane
1
香西秀信の本の中で著者の事が紹介されていたので読んでみた。こ本論もおもしろかったけど、巻末に載っていた「凝る」というエッセイが非常がよかった。筆者の議論は全て自衛戦だという。自分の意見を無視・黙殺されるという事は不当な扱いであり、私の存在を無視・黙殺できないようにしてやらねばならない。自衛のために学ぶ、私が死んでしまうから学ぶ。ともすれば自己欺瞞と捕らえられてしまうような考え方を肯定していてマネしようと思った。まあでも香西氏の本と同じく議論と言うよりは口論とかレトリックの本だとは思った2011/07/21
Miyaz
0
議論の力というけど、ご自分の学問上の論争?をここまで書くとは驚きです。学問の世界では、これが普通なのか?2016/09/14