内容説明
学級経営・授業づくり、保護者対応から自己研鑽まで、初任者が知っておくべき70カ条。「辞めない」ための“乗り切る”方法だけでなく、“上達”のための「心得」についても紹介。
目次
1 はじめの一歩で差がつく!バリバリ活躍するための心得編
2 安全・安心のクラスづくりを目指す!安定した学級経営&子どもとの関わり編
3 初任者でもここまでは押さえたい!子どもに力をつけるための授業づくり編
4 コミュニケーションが肝心要!味方を増やす職員室・保護者対応編
5 初任のうちに必ず身につけたい!デキる教師になるための仕事術編
6 3年目の飛躍を目標に!初任者でもできる自己研鑽編
著者等紹介
土居正博[ドイマサヒロ]
1988年、東京都八王子生まれ。創価大学教職大学院修了。川崎市公立小学校に勤務。国語教育探究の会会員(東京支部)。全国大学国語教育学会会員。「深澤道場」所属。教育サークル「KYOSO’s」代表。『教師のチカラ』(日本標準)准編集委員。2015年、「第51回わたしの教育記録」(日本児童教育振興財団)にて「新採・新人賞」受賞。2016年、「第52回わたしの教育記録」にて「特別賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ポワン
9
【来春から初任となる大学生にとって、不安を消し、拠り所となってくれる1冊!】◎来春から初任となる身としては、大学では学べない『実践的』なテクニックや思考法が満載で、ありがたい内容ばかりだった。◎どれだけ忙しくて、事務的なことに追われていても、『どうすれば楽にこなせるかな?』と考えながら常に取り組む。◎初任のうちは、学級経営に特に力を入れる。◎子どもにとって、安心・安全なクラスをまずは確立させることが先決。◎『その場主義』で、深い思考を使わないタスクはどんどん片付けるべし。◎再読し、来春に備えよう。2020/12/23
いしばし
3
教師1年目の心構えを現役教員が手ほどき。教職でなくとも教育観や仕事観を養えるかもしれない。児童と会話レベルを調整、抽象⇔具体や理論⇔実践のバランス、哲学書や実践書で自己研鑽、保護者やクラス全体のバランサーなど教職員が求められる水準の高さに驚いた。世間知らずとか揶揄されることもあるが、その道のプロには色々と敵わないところが沢山ある。2022/02/16
かるー
2
駆け出しの頃、教務の先生に勧められて購入した本。経験もなく無知だった私に取ってはどのペースも目から鱗で何度となく読み返した本です。この本をきっかけに教育書も読むようになりました。本を通してだけど素晴らしい実践者に出会い、その価値観に刺激を受け続けたことは財産です。今でもまだまだ実力不足。新学期を迎えるにあたり、初心に帰ろうという思いで、再度手をつけました。今読むとあの頃の感覚とは異なり、そうだよな。そうだよな。と思うページばかりになりました。改めて読むことで自分自身の成長を感じられました。2023/03/25
🐶
2
理論が多く感じて、自分には早いのかもしれないと思ってしまった。でも、学びはある。 今の自分は初任者だからといって甘えているなと思わされた。子どもたちにとっては、たった1人の4年生の時の担任の先生だからな。明日からも頑張ろう。2021/10/11
たろす
2
1年目の教師として気をつけなきゃいけないことが分かった。理論ばっかりで実践を知らないっていう状態が言語化できたのが嬉しかった。本をたくさん読んで教師としての力量を高めていきたいと心から思えた。繰り返し読んで自分にすりこみたい。2020/08/30
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