内容説明
国語や算数では授業が成立しているのに、なぜか音楽授業はうまくいかない…どうして?実は音楽科の学習は、きわめて複雑な脳神経ネットワークの働きを投入して行われるので、落ち着きがくずれやすいのです。でも大丈夫!STEP1―まずは、目の前の子どもたちの困りごとを知りましょう!本書では、困りごとを子どもたちの具体的なつぶやきで示しています。STEP2―授業にユニバーサルデザインの視点を取り入れてみましょう!本書では、授業づくりに役立つ30の工夫や、小学校から中学校までの5つの授業プランを紹介しています。さぁ、本書を開いてください。全員参加、全員理解で子どもたちも先生も授業が楽しみになる。これが原点です!
目次
1 ユニバーサルデザインの基礎知識 基本編(ユニバーサルデザインとは;授業のユニバーサルデザイン(授業UD)とは ほか)
2 児童生徒の特性に応じた支援 子ども理解編(支援が必要な子どもの存在;いろいろな音の聴き方、聞こえ方 ほか)
3 ユニバーサルデザインによる授業づくりの工夫30 指導技術編(物的環境;ルールの設定と徹底 ほか)
4 ユニバーサルデザインの視点でつくる授業プラン 実践編(友達と拍を合わせながら「ひらいたひらいた」で遊びましょう―小学校第1学年;イメージをふくらませ歌い方を考えましょう―小学校第4学年 ほか)
著者等紹介
阪井恵[サカイメグミ]
東京芸術大学楽理科卒業、同大学院音楽研究科修士課程、博士後期課程修了。学術博士。明星大学教育学部教授。音楽の聴取、理解について論文多数。「音色」の感受メカニズムの解明、「音色」の指導法にも取り組んでいる
酒井美恵子[サカイミエコ]
国立音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。東京都の公立中学校の音楽科教諭及び指導主事を経て、国立音楽大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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