出版社内容情報
クラス集団の対応や個別対応に役立つ治療的、予防開発的な9つのアプローチをわかりやすく解説しました。心理療法的ツールの理論と個別の支援例を知ることで、子ども理解が促進されウェルビーイングなクラスづくりにつながります。チェックシートなども収録しています。
内容説明
先生も子どもも笑顔になる学級づくりガイド。
目次
Prologue ウェルビーイングな学校環境づくりを目指して
1 ウェルビーイングなクラスをつくる5つのヒント(ウェルビーイングなクラスって、どんなクラス?;子どものサイン、気づいてる?;子どもをほめるとき、叱るとき、どうしてる?;子どもと本音トーク、出来てる?;アセスメントに基づいた子ども面接、ちゃんと出来てる?)
2 クラス集団対応の悩みを解決する5つのアプローチ(グループワークトレーニング 学級担任として何をすべきか分からない;ソーシャルスキルトレーニング 他者とのトラブルが絶えない;ピア・サポート 子ども同士が仲良く出来ない;コーチング 規律正しいクラスに出来ない;ナッジ クラスの環境が良くない・子どもの自発性が低い)
3 個別対応のための4つのアプローチ(ブリーフセラピー 教師自身や子ども自身の悩みを解決出来ない;来談者中心療法 子ども対応や保護者対応が出来ない;論理療法・認知行動療法 思い込みが強く問題行動が多くて困る;マインドフルネス・セルフコンパッション 迷惑をかけられている周りの子どもへの対応が分からない)
付録
著者等紹介
岡田倫代[オカダミチヨ]
高知大学大学院総合人間自然科学研究科教職実践高度化専攻教授。一般企業、香川県立高等学校全日制および定時制教員、香川大学、および四国学院大学非常勤講師等を経て現職。生徒指導・教育相談を専門とし、対人関係・コミュニケーションとメンタルヘルスに関する研究をしている。博士(医学)、公認心理師、臨床心理士、学校心理士スーパーバイザー、丸亀市発達障害児支援協働事業推進委員、香川県警察親子カウンセリングアドバイザー等
柴英里[シバエリ]
高知大学大学院総合人間自然科学研究科教職実践高度化専攻准教授。食教育・食健康科学の分野を中心に、ヘルシーエイジングやウェルビーイングを視野に入れた実証的な研究をしている。博士(教育学)
野中陽一朗[ノナカヨウイチロウ]
高知大学大学院総合人間自然科学研究科教職実践高度化専攻准教授。学習科学・教育工学・教育心理学分野において教えることと学ぶことに関する研究をしている。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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