内容説明
学級づくりにはおさえておきたい「キラー視点」がある！著者が長年取り組んできた学級づくりのポイントを大公開。「いいものマネ」「ミス蜂発想」などの“仕掛け”で子ども達がぐんぐん伸びる！学級づくりが一味変わる視点が満載。
目次
１章 子どもがぐんぐん育つ！―学級づくりの基礎を培うキラー視点（始業式に「誕生日色紙」を渡す；初日の姿勢に「加点法」；だまって後ろに行かせてみる；連絡帳を出すということ一つを大切にする ほか）
２章 授業場面で鍛える！学級づくりに生きるキラー視点（体育の授業に行く時の一瞬；理科室でモノの用意に工夫あり；うまい字・へたな字の授業で心を育てる；視点を変えることで見えるもの ほか）
著者等紹介
福山憲市［フクヤマケンイチ］
１９６０年山口県下関市生まれ。広島大学卒業。下関市立勝山小学校教諭。現在、「ふくの会」というサークルを２９年継続。「ミスをいかす子ども達を育てる研究会」も組織し、ミス退治運動を進行中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あべし
4
やはり異次元の学級経営！尊敬し、追いかけ続けている福山先生の本。ここ３年くらい読んでいなかったことを後悔するくらい、濃い内容だった。今は、学校も休校になってしまい、追試をする機会もないが、読んでいるだけで、ワクワクしてきて、仕事へのやる気が増幅してくる。大切な教育観。教師としての志。そういった部分を学ぶことのできる、とてもとてもアツい本であった。 「２度確認」「花心草心根心」など、心に響く言葉もたくさん学べた。 まずは事態の収束を祈りつつ、教育熱を冷まさず行きたいと思い、学びを止めずにいく。2020/04/08
mori
4
子どもたちを育てる仕掛けが詰まった1冊。子どもには「おしい！」とプラスに言っていても、場面を変え、確認し、繰り返し指導する支店は厳しくもある。教師が芯をもち、指導し続けることで育てていくことが具体的な場面や言葉かけを通して描かれていた。簡単には追試できないけれど、こだわりの箇所は伝え続けることを教えてもらった書。2014/04/27
yokotanman
4
個性的溢れる学級経営のノウハウが詰まった一冊。一冊をとおして多いに学べるのは、ぶれない視点と根性である。それを本書では、「キラー視点」と名付け、４８の視点を具体的な教室場面をとおして提示する。名付けもユニークだ。「花心」「根心」「草心」という気配りのためのキーワードは特に秀逸。また、子どもたちに提示しうることばの鋭さもさすが。若い教師にとって、学級づくりのバイブルになる。しかし、これを追試するのは並大抵にはいかない。ノウハウではなく、著者の心意気から学ばなくてはならないからだ。2014/04/15
ひじり☆
3
ラダー効果を生かす指示を出そう！様々なキラー視点を意識して行きたい。2015/05/31
そむたむ
3
キラー視点という視点をもっているだけで、うまく行くことは沢山あるように思う。必ずありがとうというキラー視点が特に好きだ。福山先生は一日に何十回とこどもたちにありがとうと言うそうだ。子供たちが頑張っているのを見て自然とその言葉が出てくるそう。おしいというキラー視点も心に残った。あかんではなく、おしい。福山先生の優しさが伝わってくる。花心・根心・草心というキラー視点を子どもたちに伝え、育てていきたい。2015/01/04
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