数学史の視点から分析する中学校数学重要教材研究事典―数と式編

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 109p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784181244187
  • NDC分類 375.413
  • Cコード C3037

内容説明

整数の性質の説明から、魔方陣、道幅の面積の問題まで、「数と式」領域全単元の重要教材を数学史的な視点で深読み。教科書から一歩踏み込んだ、奥行きのある教材研究が実現する!

目次

序章 数学史の視点からの教材研究
数学史の視点から分析する中学校「数と式」領域の重要教材(負の数―なかなか認められなかった数(1年/正の数・負の数)
魔方陣―3進法、4進法の活用(1年/正の数・負の数)
文字を用いて数量の関係を表すこと―文字の使用に至るまでの3つの段階(1年/文字と式)
文字式のきまり―計算記号の由来と変遷(1年/文字と式)
方程式の解き方―中国経由の「方程」とアラビア経由の「移項」(1年/方程式)
方程式の文章題―算数的解法と代数的解法(1年/方程式)
比と比例式―異なる世界を結び付ける比例(1年/方程式)
多項式の加減―文字計算と量の線分化(2年/式の計算)
文字に文字式を代入する計算―「薬師算」とその発展問題(2年/式の計算)
整数の性質の説明―整数論における文字の使用(2年/式の計算) ほか)

著者等紹介

上垣渉[ウエガキワタル]
三重大学名誉教授。岐阜聖徳学園大学教授。1948年兵庫県生まれ。1972年東京学芸大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まつど@理工

8
ネットをみれば算数研究なるものが「無料」で山ほどみられるが、大学数学基礎程度まで学習した私がみる分には「不自然でまわりくどい」ものが多い。(結局大学まで一通り数学が理解できればいいわけで、小学校の算数が分からなくても、中高大で補正すればいいわけです)その点、高校の授業研究までいくと「数学をつくる」という大切な面がでてきて面白かったりする。この人は数学史の本が多いが、数学史を考慮した「中学の授業研究」だそうです。(未読)2014/04/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8041810
  • ご注意事項

最近チェックした商品