内容説明
特別支援教育が、特別支援学校・学級でのみ語られる時代は終わりました。発達障害ってなに?インクルーシブ教育ってなに?国語の授業にはどんな可能性があるの?本書では、これらの疑問にアクティブ・ラーニングの知見を取り入れつつ、答えています。特別な支援を要する子だけでなく、すべての子どもたちにとって必要な「再包摂(リ・インクルージョン)」という状態を作り出すということ。国語科授業づくりが目指す新しいステージです。
目次
第1章 発達障害のある子ども理解と国語科授業(「国語の授業が苦手」な子どもの思いとは;インクルーシブ教育と合理的配慮 ほか)
第2章 アクティブ・ラーニングをめぐる考え方(アクティブ・ラーニングが生まれた背景と課題;アクティブな状態とは ほか)
第3章 インクルーシブな国語科授業をめぐる10のQ&A(実際に授業で非言語を意識した授業方法を取り入れてみたいのですが、具体的な指導例を教えてください。;国語科で非言語の授業方法を取り入れたいのですが、既存の教科書教材で使えるものは何かありますか? ほか)
第4章 インクルーシブな国語科授業づくりのポイント(めざしたいインクルーシブな国語科授業とは;インクルーシブな国語科授業づくりのポイントと実際 ほか)
著者等紹介
原田大介[ハラダダイスケ]
関西学院大学教育学部准教授、博士(教育学)。1977年愛知県生まれ。2007年に広島大学大学院教育学研究科博士課程後期を修了。小学校教員、福岡女学院大学講師を経て、2015年4月から現職。学術論文「国語科教育におけるインクルージョンの観点の導入―コミュニケーション教育の具体化を通して」(『国語科教育』第74集)において、「2013年度全国大学国語教育学会優秀論文賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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