内容説明
道徳授業でエンカウンターを行う場合、いくつかの踏まえるべきポイントがある。そのポイントは何か。具体的にどうすればいいのか。「ほんもののエンカウンター」を使った「ほんものの道徳授業」。本書では、その基本的な考え方と、具体的な授業の実践例を示した。
目次
1 「ほんもののエンカウンター」を使った道徳授業とは(なぜ「エンカウンターもどき」になってしまうのか;エンカウンターは「道徳」の「ねらいとする価値」を育むための「方法」;子どもたちの意識を「ねらいとする価値」に定め方向づけること―道徳でエンカウンターを行う授業の三つのパターン ほか)
2 実践「ほんもののエンカウンター」で道徳授業(強い意志―諦めない自分になるために;理想の実現―自分の道は自分で切り開く;自己の向上―私はこんな人‐自分を見つめ伸ばして ほか)
3 エンカウンターを授業で行う時の重要ポイント(エンカウンターと授業でのある風景;SGEと授業はミスマッチか;SGEで授業を行う時の重要ポイント ほか)
著者等紹介
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
1963年福岡県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。千葉大学教育学部助教授(11年)を経て、明治大学文学部教授。教育学博士。「教師を支える会」代表。日本カウンセリング学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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