目次
1 データから見た築地学級の子ども達(有能感をもつ築地学級の子ども達;授業の中で学級づくりが行われる)
2 討論過程の秘密(子どもだけで討論を組織できる理由;子どもは作戦をたてて授業に臨む)
3 討論指導の技術(モデルを使った討論指導;年間計画に基づいた討論指導;聖徳太子になる聞き方を指導する)
4 個を生かす技術(位置づける;知識でなく人間としてのものの見方に目を向ける;授業中、座席表に授業記録をとる)
5 人間教育(生き方についてのメッセージを伝えたくて授業をする;知識は学ぶプロセスの中でわきあがってくるもの)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Eiichi
2
今年147冊目。築地学級の全容が見えるわけではない。しかし、指導のエッセンスや築地久子さんのものの見方は垣間見える。各パーツが紡ぎだして、カテゴリー分けされていく。大まかな構造は理解できたような気がする。同時に2つのことをすることに築地学級の特徴がある。これは私が考えていたこととまったく同じだ。抽象児と「位置づける」子とのちがいは小さいようで、大きな差である。同時に2つのことをしながら動いてく授業と個を生かそうとする、マクロとミクロの教育は究極、個を伸ばすことに集約されていく。2015/08/08
wattann
1
築地学級は、あこがれであり、峰である。2009/09/12
jotadanobu
0
「位置付ける」という行為は、相当な覚悟とそれを裏付ける技術、哲学、愛に支えられている。こんな実践は後にも先にも無いのではないか。2024/03/30
松村 英治
0
ちょっともうレベルが違いすぎて驚愕。2023/04/09
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