出版社内容情報
挙手しない子を消極的な子だと捉えていませんか。ICTやAIの活用が目的になっていませんか。なんとなくこれまでと同じ授業をしていませんか。授業力を高めたい先生のために、「今のままではいけない。でも、何をすれば」に応える挑戦の書籍がついに刊行です。
内容説明
良い授業を目指すには、現状を疑うことから。学習規律はなぜ必要なのか?生成AIで子どもは楽をしようとするものなのか?特定アプリに頼るか?様々なアプリに手を広げるべきか?「消極的な子ども」をマイナスに捉えていないか?
目次
第1章 これまでの「常識」を捉え直す4つのヒント(「教育」とは何か;「学校」とは何か;「子どものせい」にしない;「できない理由」を探さない)
第2章 授業に悩んだ時に立ち返りたい40の疑問(マインドセット;教材・教具・指導方法;ICT・AI活用;授業研究;情報発信・情報収集;その他)
著者等紹介
鈴木秀樹[スズキヒデキ]
1966年東京都生まれ。東京学芸大学附属小金井小学校教諭。慶應義塾大学非常勤講師。東京学芸大学ICTセンター所員。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻修士課程修了(教育学修士)。私立小学校教諭を経て2016年より現職。ICTを活用したインクルーシブ教育、学習者用デジタル教科書、生成AIを活用した授業づくり等が主要な研究テーマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寺口大貴
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★★★✩✩ このやり方、考え方!と固執するのではなく、多角的にものを考えるべき。 本当にそうか?と疑ってかかることで本質を捉えることができる。2025/06/17
読書家さん#SoUEi6
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「AI」を子どもが使うことに疑問を持っていたり、生徒が主体的に発言したり、先生が高度な授業をできるのは著者の学校だからではないかとまさに思っていたが、この本を読んで「いいとこどりをすることの大切さ」を学んだ。どのクラスも一人一人違う人間の集まりであるし、同じ人を相手にしていてもその日その日で対応を変えなければいけない時もある。 教育者に求められるのは、提示する引き出しをどれだけ多く持っているかと臨機応変な対応だと感じた。 具体的かつ時には抽象的で、非常にわかりやすい本で教育者は是非読んだ方が良いと思う。2025/05/29
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