内容説明
「解き方の型をつくる」、「不要な情報を指で隠す」…など、通常学級の算数授業ですぐにできるサポートの方法を、子どもの困難の状況に応じた具体的な事例に基づき徹底解説!
目次
1 多くの情報から必要なものを取り出すことに困難を抱える子どもへのサポート
2 作業することに困難を抱える子どもへのサポート
3 場面をイメージすることに困難を抱える子どもへのサポート
4 かくことに困難を抱える子どもへのサポート
5 記憶に困難を抱える子どもへのサポート
6 2つのものを区別することに困難を抱える子どもへのサポート
7 複数の情報を扱うことに困難を抱える子どもへのサポート
8 1つに集中すると他を忘れてしまう子どもへのサポート
9 計算することに困難を抱える子どもへのサポート
10 情報の読み取りに困難を抱える子どもへのサポート
著者等紹介
赤塚邦彦[アカツカクニヒコ]
1979年北海道生まれ。2002年3月北海道教育大学岩見沢校卒業。2002年4月北海道苫小牧市立明徳小学校教諭。2006年4月北海道厚真町立厚真中央小学校教諭。2012年4月北海道洞爺湖町立とうや小学校教諭。法則化アツマロウ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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epitaph3
1
見開きで1項目。子どもの困り感を10に分析して分け、その項目ごとに事例が書かれている。どれも、「情報を少なくする」「情報を少しずつ出す」「赤鉛筆で視覚的支援」など、発達障害がある子の特徴を押さえて、見事なサポートだと思う。すぐに子どもができるようになることもあれば、そうではないこともある。根気と教師の広い心が必要。2014/09/09
pocky
0
ベースは基本的なことであるが、具体的にそれをどのように実践するのか、丁寧に書かれているなぁという印象。必要な情報以外は手で隠す等、当たり前だけど実践するのを忘れるようなことを再確認できる。2015/08/07