内容説明
本書は、「戦術レベル」の「木」の話ではなく、「戦略レベル」の「森」を対象とする「スクール・マネジメント」に不可欠な視点について、「Q&A」による解説を著者個人の立場で試みたものである。
目次
「情報化」とは、どういうことを意味するのでしょうか?
学校教育は、「情報化」とどのように関わるのでしょうか?
「情報教育」「情報リテラシー」「メディア・リテラシー」「テクノロジカル・リテラシー」など、様々な用語が氾濫していますが、どのような意味なのでしょうか?
「将来パソコンはなくなる」というのは本当でしょうか?
学校にコンピュータやインターネットが導入されることによって「学校教育が変わる」と言われていますが、本当でしょうか?
学校にコンピュータやインターネットを導入する最大の「目的」は何なのでしょうか?
「コンピューターによる授業の『効率化』」などと言うと、反発されることが多いのですが?
「教員の意識改革」ということがよく言われますが、どうすればこれを実現できるのでしょうか?
カタカナやアルファベットが並ぶ専門用語はどうも苦手なのですが。
実は「デジタル」ということばの意味が分からないのですが、今さら人に聞けません。〔ほか〕
著者等紹介
岡本薫[オカモトカオル]
1979年東京大学理学部卒。1980年文化庁(長官官房)。1981年OECD(経済協力開発機構)科学技術政策課研究員。1982年文部省(体育局、大臣官房)。1987年OECD(経済協力開発機構)教育研究革新センター研究員。1990年文部省(国際企画課課長補佐、生涯学習企画官等)。1995年文化庁(国際著作権室長、国際著作権課長)。1999年文部省(学習情報課長)。2001年文化庁(著作権課長)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。