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内容説明
教育とは共に育つ「共育」でなければならぬと提唱したのが、1972年8月私宅でひらいた第14回「なずな障害者教育福祉合宿研究会」の席上でした。障害者と共同生活をしながら、そうした研究の集いも全国の有志とともに開いてきました。私にとって「共育」の心が、共に暮らし共に生きる即ち「共生」の支えともなってきました。このたび障害者とともに暮らしながら考えたことを少しばかりまとめてみました。
目次
私のはじめての「先生」たち
個と集団が生きる生活教育を
障害の重い子のコミュニケーション
夏休み―教師の仕事
担任が孤立しないための方法
いたずら電話
感性的理解から理性的理解へ
親に求めるもの
この子らの生きがいを求めて
「思春期」で思う六つのこと
地域福祉のための一つの実験
私の提言―支えあってともに生きるために
「ともに生きる」仲間としての視点を
施設における「余暇」援助
よく生きるために「文化」を
「文化」としての文字・文・文章
かかわるときの八つの留意点
性は生に通ず
精神遅滞者の性意識と行動
障害者の生涯につきあう