内容説明
大自然の中で、人間は時間的にも空間的にも小さい存在。それなのに、あまりにも勝手すぎる人間の振る舞いに、自然があちこちで怒り始めている。その怒りを鎮めるため、今こそ環境への配慮を教育の中に。
目次
序章 伊豆大島噴火
第1章 宇宙、地球、人間(ハレー彗星の素顔;地球―この素晴らしき偶然;いま地球上で;地球の時間、人間の時間)
第2章 失われゆく水と緑(国栄えて山河滅びゆく;水環境の保全;問われる野生生物保護の姿勢)
第3章 自然災害が語るもの(人間社会を圧倒した自然の脅威;環境改変が招いた災害)
終章 実りある環境教育を(国連環境特別委員会;環境教育は世界の潮流;あてがいぶちの理科教育;実りある環境教育を)