内容説明
行動や社会性に困難を抱えている発達障害のある子どもたちへの支援として、ソーシャルスキルが注目されている。しかし、ソーシャルスキルの活動自体がいくらよいものでも、子ども一人ひとりの発達や障害特性をおさえていないマニュアルだけの指導からは何も生まれない。本書は、93の活動すべてに子どもたちの目標を達成するための「おさえどころ」を明記。この「おさえどころ」をもとに個別のニーズにあった指導を行うことで、子どもたちはソーシャルスキルをしっかりと学ぶことができる。活動ごとに、対象学年、人数、時間、ねらいも示してあるので、目的に応じて活用できる。
目次
第1章 発達障害とソーシャルスキル(発達障害とソーシャルスキル;知的障害やLDの子どもたち ほか)
第2章 ソーシャルスキルの指導(ソーシャルスキル指導のおさえどころ;小集団指導の組み方 ほか)
第3章 幼児のソーシャルスキル活動(はじまりの会・おわりの会;発表・インタビュー ほか)
第4章 小学生のソーシャルスキル活動(スピーチ;おつかいごっこ ほか)
第5章 中学生のソーシャルスキル活動(カードミーティング;質問探偵ゲーム ほか)
著者等紹介
岡田智[オカダサトシ]
共立女子大学専任講師
三浦勝夫[ミウラマサオ]
東京都国立市立国立第六小学校教諭
渡辺圭太郎[ワタナベケイタロウ]
東京都東大和市立第二中学校主幹教諭
伊藤久美[イトウクミ]
東京都町田市立成瀬台小学校教諭
上山雅久[ウエヤママサヒサ]
東京都羽村市立松林小学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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