内容説明
子どもたちにライフスキルを身につけさせるには、先生自身がライフスキルを身につけ、その教育技法を子どもたちに適用できるようになることです。本書は、そのようなライフスキルをもった先生、ライフスキルを教えられる先生の両面をねらってつくられたものです。
目次
ライフスキル教育の特徴と目的
学校教育とライフスキル
なぜグループ活動か―大人と若者(子ども)の学習の比較から
ライフスキル教育の方法
効果的コミュニケーションスキルの基本モデル
対人関係スキルの基本モデル―「異性とのかかわり」を例として
情動対処スキルの基本モデル
意志決定スキルの基本モデル
ストレス対処スキルの基本モデル
共感性スキルの基本モデル
ライフスキル教育の教材・資源のレビュー
教材開発の戦略
ライフスキル教育における地域社会との連携づくり
ライフスキルを使った子育てスキルトレーニング―親・保護者や教師のために
ライフスキル教育の評価
著者等紹介
皆川興栄[ミナガワコウエイ]
1941年生まれ。山形大学文理学部卒業。医学博士。“略歴”新潟県衛生研究所技師、新潟大学医学部公衆衛生学教室入局、秋田大学医学部公衆衛生学講座助手、講師、秋田大学大学院医学研究科講師併任、新潟大学教育学部助教授、同大学院教育学研究科助教授併任、教授を経て、新潟大学教育人間科学部教授・同大学院教育学研究科教授、同大学大学院現代社会文化研究科教授併任。“所属学会等・役職”日本衛生学会(理事)、日本公衆衛生学会(会員)、日本学校保健学会(評議員)、日本思春期学会(会員)、新潟県学校保健学会(会長)、World Conference on Tobacco and Health(会員)、日本エイズ教育学会理事、新潟市性教育推進会議(座長、平成9年3月まで)、新潟県性教育推進委員会(委員、平成8年3月まで)、文部省性教育手引書作成委員会(委員、平成9年9月から平成10年3月まで)、日本学校保健学会評議員(平成11年1月~)
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