目次
第１章 子どもとの関係づくり
第２章 子どもとの「第１段階」の関係づくり
第３章 子どもとの「第２段階」の関係づくり
第４章 関わりにくさを感じる子どもとの「第２段階」の関係づくり
第５章 「第２段階」の関係で子どもに伝えたいメッセージ
第６章 押さえておきたい子どもとの関係づくり基礎技術
著者等紹介
青山新吾［アオヤマシンゴ］
１９６６年、兵庫県生まれ。１９８９年より、小学校勤務を経て岡山県教育庁勤務。現在、ノートルダム清心女子大学講師。学校心理士・臨床発達心理士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U-Tchallenge
1
特別支援教育やインクルーシブという考え方は、多くの教員が知っている。だからか、子どもに寄り添うという姿勢が求められ、称賛される。方向性は間違っていないとは思うが、単純化しすぎている気もする。前提として、子どもに指導することのできる関係づくりが必要となる。これを本書では「第一段階の関係」と呼ぶ。しかし、そこで留まっているのも不十分である。そこから子どもたちが自立する道筋を示していく必要がある。これを本書では「第二段階の関係」と呼ぶ。子どもとの関係をつくっている時期に読みたい一冊である。2021/04/15
しらい
1
４月が始まった今、「第１段階の関係」を築いていく作業が必要だ。彼らが何につまづき、何で困難を抱えているのか、真摯に見つめていきたい。共に達成していくことができる教室実践を手探りで見つけ出したい。2017/04/09
rusie
1
とても参考になることが多かった。子どもとの「第１段階の関係」のところも，私にとっては，今までの関わり方が間違っていたようにも思えるところがあり，どきどきしてしまった。基本的な考え方は間違っていなかったとは，思うのだが，私のいうことを聞かせることができていない状態があることは，やはりまずいのだと思った。そして，その子のしあわせな人生のために，何を獲得させていくのがよいのか，本気で考えれば方法はいくらでも見つかるような気がした。2013/07/09
mori
0
子どもとどう関係を紡ぐかかが事例をもとに丁寧に描かれている。子どもに伝えることができる第一段階。子どもが成長する第二段階。共通のモノヒトコトではそうそうと頷く。言葉から本音を探ること。やはりひとなのだと思わずにはいられない。2017/08/08
