内容説明
思春期を境にした子どもたちに寄り添い、子ども理解(個性や自己肯定感を育てる支援の方法)、教科の指導(学力差や多様なニーズに応える授業づくりの方法)、仲間づくり(文化活動を通した居場所づくりや集団づくりの方法)をどうすすめるかを示す。
目次
1章 子どもの個性的発達と特別支援教育
2章 小学校中・高学年の学級づくりのポイント―伸介に友だちをつくりたい
3章 一人ひとりを大切にする仲間づくり―ヒロシの心の声を言語化させてあげたい
4章 教科の抽象性と生活性をふまえた授業づくり―理科の実践から
5章 発達障害児の学習参加を高める授業の展開―表現教科の実践から
6章 仲間と直接向かい合う授業
7章 多様な学習集団を意識した指導案づくり
8章 自己肯定感を高める子ども集団
9章 すべての子どもの学力保障と多様な学習支援の提供
著者等紹介
湯浅恭正[ユアサタカマサ]
1951年島根県生まれ。1979年広島大学大学院教育学研究科博士課程退学。徳島文理大学家政学部、香川大学教育学部を経て、2005年より大阪市立大学大学院文学研究科・文学部教育学教室教授。日本教育方法学会理事、全国生活指導研究協議会指名全国委員。専門は教育方法学、特別ニーズ教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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