内容説明
いま、学校現場は、「一部保護者の学校への無理難題」によって多くの教師が疲弊している。「あなたの困っていることは?」と新任教員に尋ねたアンケートの結果を見ても、圧倒的多数の比率で「保護者対応」が一位を占めている。日本の先生たちが元気を取り戻すことこそが、日本の子どもを元気にすることにつながる。そんな信念からこの本は生まれた。保護者とどう向き合うことが、分かり合える関係づくりにつながるのか。本書は、著者の培ったノウハウ余すところなく伝える。
目次
1 疲れている先生たち
2 保護者対応のあれこれ
3 「クレーム社会」の到来はなぜか
4 保護者の本音に耳を傾けよう
5 「クレーマー」等のことばで表現しないこと
6 一番の解決策は子どもに寄り添うこと
7 良い先生を育てることが教育をつくる
8 保護者と分かり合える関係をつくるために
著者等紹介
西林幸三郎[ニシバヤシコウザブロウ]
1972年大阪教育大学数学科を卒業、大阪市内の公立小学校に勤務。1986年大阪市教育センター教育相談室所員に登用される。1992年臨床心理士の資格を取得。1996年大阪市立小学校長に着任。2002年大阪市教育センター教育相談室室長。2007~8年大阪府小学校長会会長、全国連合小学校長会副会長。2009年~大阪芸術大学短期大学部保育科准教授・和歌山大学教育実践総合センター客員教授。他に、ボランティアで「NPO法人こころの子育てインターねっと関西」の理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 法学基礎教室