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内容説明
自閉症教育というのは、自閉症という障害をなくすことが目的ではない。障害を持ったままで学校・家庭・地域の生活そして職業生活に適応できるように、その能力や長所を生かす取り組みを積み重ねることで、障害もまた軽減される。確かな理解に基づく本物の支援のススメ。
目次
第1章 これだけは理解しておいてほしい―「障害理解」の10のポイント(自閉症は情緒障害ではない;自ら閉じこもる障害ではない ほか)
第2章 こういう子どもを育てよう―実現すべき16の子ども像(情緒の安定している子ども;生活に適応できる子ども ほか)
第3章 指導者が持つべき教育姿勢・方針―目指すべき12の専門性(人生の質の向上;将来を見通して今を考える ほか)
第4章 子どもが確実に伸びる基本支援・対応―押さえたい10のポイント(対症療法的対応でなく原因療法的対応をおこなう;思いつきの支援・対応はしない ほか)
著者等紹介
上岡一世[ウエオカカズトシ]
1946年、高知県生まれ。高知大学教育学部卒。鳴門教育大学大学院修了。高知大学教育学部附属中学校教諭(特殊学級)、愛媛大学教育学部附属養護学校教諭、愛媛大学教育学部助教授を経て、愛媛大学教育学部教授、愛媛大学教育学部附属特別支援学校校長。専門は特別支援教育。主に自閉症の人の自立や社会参加について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。