内容説明
教材研究やアセスメント、声かけや発問など、よりよい授業づくりのために重要視しなければならないことはたくさんあります。本書は、授業に関するさまざまな重点事項を、具体性原則の視点から「実態把握」「授業目標」「教材」「教授行為」「評価」という5つに系統立ててまとめています。これまでに著者が参観した実際の授業を数多く取り上げ、5つの具体性原則に則って、丁寧にわかりやすく解説しています。
目次
第1章 授業づくりのまえに(授業づくりのまえに;子どもは何を学ぶか;授業とは何か)
第2章 具体性原則による授業づくり(授業づくりにおける具体性原則;指導内容に即した実態把握;授業目標の具体的な記述 ほか)
第3章 生活単元学習論究(生活単元学習とは、何なのか―その成果と課題等を問うために;最近の生活単元学習をめぐって;生活単元学習再考 ほか)
著者等紹介
太田正己[オオタマサミ]
1953年生まれ。京都教育大学教授、同附属養護学校校長を経て、現在、皇學館大学社会福祉学部教授、京都教育大学名誉教授、中央教育審議会専門委員(特別支援教育)、博士(学校教育学)、学校心理士。現在、週に1日ないし2日、特別支援学校、特別支援学級、または通常の学級に出かけ、現場の教師たちとともに障害のある子どもたちの授業づくりを行うとともに、よりよい校内研修としての授業研究会を進めるためにスーパーバイザーとして加わる。専門は、特別支援学級等での授業づくり、授業研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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