内容説明
今から五年くらい前から教育学部の学生が大きく変わってきたと感じた。それまでに通じた指導が通じないのだ。同じようなことが、今の子どもたちにも言えるのではないかと思う。これまでのような指導の仕方、対応の仕方では通用しなくなってきているのである。本書には、変わってきた子どもたちの問題行動をどう捉えたかを具体的に述べた。そして、どう対応してきたかをまとめた。
目次
子どもの「気になる言動」をとらえる確かな目
子どもの「気になる言動」(学級生活編(学級になじめない子ども;私語が多い子ども;はっきりものが言えない子ども ほか)
授業・学習編(頑張っている割に成績の上がらない子ども;作業に極端に時間のかかる子ども;特定の教科を苦手にしている子ども ほか)
非行編(いじめっ子;いじめられっ子;たかりをする子ども ほか))
子どもとのふれあいを確かに(まとめ)