内容説明
本書では、Part1で、今日どのような数学的表現力・コミュニケーション能力の育成が期待されているかについて、Part2では、数学的表現力・コミュニケーション能力の育成を進めていくにあたって、授業でどのような工夫をするとよいのか、また、同時的に進めなければならない学級づくり・学校づくりについてまとめた。Part3では、数学的表現力・コミュニケーション能力を育てる授業アイデアについて、低・中・高学年の3段階にわけ、実践を示している。「身につけたい表現力」を指導内容との関係で明らかにすること、授業展開で工夫しているところを明確にすること、板書とノート記述の様子を示すことにより、具体的にどのように授業を進め、実現していくとよいかを示した。
目次
1 算数授業で育てたい表現力(いま求められている表現力とは;表現力を育てるポイント;目指すべき「子ども像」の設定)
2 表現力を育てる授業・学級・学年づくり(授業展開における表現活動の工夫;表現し伝え合う活動を支える学級づくり;表現力を豊かにするための学校での取り組み)
3 表現力を育てる算数の授業アイデア(1・2年の授業アイデア;3・4年の授業アイデア;5・6年の授業アイデア)
著者等紹介
金本良通[カネモトヨシミチ]
埼玉大学教授。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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