内容説明
「ファシリテーション・グラフィック(FG)」とは、話し合いの内容を記号や図を使ってわかりやすく視覚的に表したものです。議論を「見える化」するだけで、会議の能率があがる、メンバーが元気になる、成果が上がる…そんな夢のような話は「本当のこと」なのです。本書は、こうした「信じられない効果」を生み出すFGのコツを、学校現場での実践を通してまとめ、解説しています。教育現場にいかすコツを知れば、効果も倍増します。
目次
理論編(議論を変えるFG・10の機能;誰でも使えるFGスキル)
実践編(授業で使えるFG;FGで進める校内研修12か月!)
著者等紹介
藤原友和[フジワラトモカズ]
1977年北海道生まれ。北海道教育大学教育学部函館校卒業。4年間の中学校勤務を経て小学校に異動。現在、函館市立昭和小学校教諭。所属研究団体:研究集団ことのは、教師力BRUSH‐UPセミナー、道南教育サークルLINKS、学びの輪サークルはこだて、函館市生活科・総合的な学習教育研究会、函館市小学校国語教育研究会、函館市小学校道徳教育研究会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mori
1
まとめながら再読。今の興味は、授業で取り入れるというより、自分の学びの整理。少し校内研修に…といったところか。構造化ってどうするんだろうと思うながら読む。どこに何を書くかなんだろうな。瞬時に判断し、自分で要約する、でも一語で要約しすぎないこと。難しそうだけどお面白そう。思考ツールもまた勉強したい。2014/10/13
ぴーたん
1
教師が変わる!授業が変わる!ってことは、学校現場ではよほど「見える化」をしていないということ。小中学校は小規模化しているところが多く、職員会議も20人前後だったりするのかな?うらやましい。薄くて読みやすく、何度か読みました。FGの効能とスキルが載っているだけで、誰が司会をするのか、聴き方はどうするのか、などホワイトボードミーティングの本には記されていることが描かれてはいませんでした。最後にあるKPTはとても有効なツールで私も使っています。今月末に著者のWSに参加する予定なので、参加したら分かるかも。2012/02/01
Yuuhei Ooki
0
昨年の夏休みの勉強会で、著者らのファシリテーショングラフィックを初めて見た時、話題や論点が分かりやすくまとめられ、学びをより深めることができた。自分も、思考の“見える化”のための力をつけたいと考え、この本を読んだ。 色の使い方や模造紙への書き方など、基本的な技法が分かりやすくまとめられていて、よく理解できた。一番勉強になったのは、校内研修でどのように取り入れ、どんな成果を上げたかがまとめられた章であった。私も、近いうちに研修を束ねる役に就くであろうから、ぜひこの本で学んだことを生かしたいと思う。2016/02/07
Nobuo Sanada
0
う~ん。2014/12/01
mori
0
来月、著者のワークショップに参加するので丁寧に読む。自分の思考整理につかいたい。授業はまだ先かな。2014/08/30
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