内容説明
国語では、子どもの考えがどのように変わったかが大事。「大造じいさんとガン」でいえば、言語表現に着目して描写の効果を考える、人間と自然の共生について考える―というように授業設定し、何を中心的なねらいにすればよいかが一目でわかるよう理論と実践で提示。
目次
1 対話型学びの創造(なぜ国語科の学びにおいて「対話型学びの創造」が必要なのか?;生きて働く力としての「習得から活用」の育成に関わる「対話型の学びの創出」;「学習材との対話」をどう生成するか;「他者との対話」の実際)
2 対話型授業の実際(自分との対話、友達との対話を促す―「スーホの白い馬」(小学校2年)
筆者の立場で読む手だてによって生まれた自己内対話から子どもの学びを見出す―「アップとルーズで伝える」(小学校4年)
学習材との出会わせ方を工夫し、話し合いをコーディネートする―「千年の釘にいどむ」(小学校5年)
導入時における複数教材使用で読みの構えを作り、学習材との対話へとつなぐ―「海の命」(小学校6年)
補助教材との組み合わせで対話を生み出す―「モアイは語る―地球の未来」(中学校2年))
3 対話型授業を創造するアイデア集(朝の会など日常的な取り組みの事例;国語科の授業における事例)
著者等紹介
鶴田清司[ツルダセイジ]
都留文科大学教授(教育学博士)。全国大学国語教育学会常任理事、日本教育方法学会理事
河野順子[カワノジュンコ]
熊本大学教授(学校教育学博士)。全国大学国語教育学会理事、日本国語教育学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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