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内容説明
「何だその掃除は!6年生らしくやりなさい」と叱られたA君。一生懸命やっているのにドナられたとパニック…よくある?風景はなぜ起る?A君に掃除のし方を微細にわたり教えてほめれば、ちゃんとやるのだ。こうゆう場面ごとの指導重点を具体場面での実践事例、QAで明示。
目次
1 今までの指導が変わる!―日常生活場面での「教えて→ほめる」トレーニング
2 あの子ができるようになる!―授業場面での「教えて→ほめる」トレーニング
3 あの子も安定して取り組める―イベント・行事での「教えて→ほめる」トレーニング
4 学校での特別支援教育体制が変わる!―「教えて→ほめる」トレーニング
5 クラスの子どもたちへ「教えて→ほめる」で定着させる―発達障がいの子どもたちへの対応スキル
6 パニックになった!―パニック時の「教えて→ほめる」トレーニング
著者等紹介
小嶋悠紀[コジマユウキ]
1982年生。2009年4月長野県大町市立美麻小学校。高校時代に向山洋一全集を読破し、教師修業の道を志す。2001年、日本で初となるTOSS学生サークル「新進会」を19歳で結成。2003年には青年期の発達障がい者の余暇支援活動「PASPORT」を設立し、数百名の発達障がいの子どもや青年と関わる。NPO長野教師力向上NET(TOSS)副理事長、TOSS/Carnival!代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kyoko
5
事例も対応も具体的。「教えてほめる」指導というのは、私が思っていたよりずっとずっと丁寧で具体的なものだった。指導する言葉は端的でわかりやすく、ほめるときもやったことを細かくほめる。大学生のときから400名以上の発達障がいの子どもたちと関わり、数えきれないほどの事例を見てきた著者だから書けた本だと思う。何度も読み返したい一冊。2012/10/08
ハメ・ドゥースト
0
★★★2013/02/23
すずらん
0
発達障害とはなんなのか。 診断が付いているから?検査結果でグレーだから? 今の時代、一学級当たり、8.8パーセントいると言われている。 この本には、発達障害の子に対する指導というよりは、通常学級で起きている日常生活における1指導法が書かれていると感じている。 掃除の仕方で「しっかりしなさい!」と指導するのではなく、点数をつけて指導することや、係の仕事を忘れている子に対して視覚支援を行うことが書かれていた。 大切なことは、どの子に対しても「教えてほめる」ことであると感じた。2023/10/03