内容説明
本報告書では、消費者を「保護される者」から「自立した主体」として捉え直すとともに、安全の確保や必要な情報の入手等を消費者の権利として位置づけ、この権利を実現するために消費者政策を強力に展開すべきであることが提言されている。
目次
第1章 21世紀型消費者政策の検討の背景(消費者を取り巻く環境の変化;消費者問題の推移と消費者政策 ほか)
第2章 21世紀型消費者政策の在り方(消費者政策の理念;各主体の責務・役割 ほか)
第3章 消費者政策の展開(消費者の安全確保;消費者契約の適正化 ほか)
第4章 消費者政策の実効性確保(行政の推進体制;違法・不当行為の抑止と監視 ほか)
第5章 消費者保護基本法の見直し(消費者保護基本法見直しの必要性;見直しの方向性)