内容説明
環境庁では平成11年から、環境アセスメント技術の向上を目的に「大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会」を設け、学識経験者による議論を進めている。今回は、従来からの環境アセスメント技術をレビューするとともに、環境アセスメントに新たに導入された早期段階での手続であり、環境影響評価法の実効性を確保する上で最も重要なポイントのひとつである「スコーピング」に焦点を絞り、その技術手法についてとりまとめた。
目次
第1部 大気・水・環境負荷の環境アセスメント―スコーピングの進め方 大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書(環境影響評価法の概要;大気・水・土壌環境のスコーピングの考え方;大気・水・土壌環境の分野別スコーピングの進め方;環境負荷分野のスコーピングの考え方と進め方 ほか)
第2部 “実行可能なより良い技術”の検討による評価手法の手引き―環境影響評価における評価手法の考え方(“実行可能なより良い技術”の導入目的;“実行可能なより良い技術”の考え方;“実行可能なより良い技術”の導入方法;事例にみる“実行可能なより良い技術”検討の考え方 ほか)
第3部 参考資料(環境影響評価法;技術指針等に関する基本的事項)