内容説明
人権とはいうけれど…。いったい何が人権なのだろうか?そしてどう考えればよいのだろうか?一つの道標として。
目次
人権という遺産
「社会的弱者」を考える(子どもの権利の周辺;「共に存ること」の権利;「共に生きる」時代;二つの差別撤廃条約)
たしかな自由と選択へ(氏名の「自由と尊厳」;すこやかなプライバシーのために;生と死の自己決定権;言論の自由を守りたい)
通念を変える(死刑のかなたへ;重ねて、セクシュアル・ハラスメント;まだ遠い教育の平等;人権意識との出会い)
働くことと生きること(時短元年の過労死;自立の権利―育児休業の視点から;単身赴任という「病理」)
「山は動く」か(「一票」の行使の虚実;司法参加への道のり;市民の力)
国境を超える(国境のはざまで―外国人の権利;地球環境をいうとき;平和の保障に向けて)
人権の軌跡―昨日・明日
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