出版社内容情報
戦後まもなく、当時の皇太子(現在の天皇)の英語家庭教師となったヴァイニング夫人が、ともに過ごした日々を瑞々しく綴った回想録。
「あなたにお願いしたいのは、皇太子殿下のために、
今までよりももっと広い世界の見える扉を開いていただきたいということです」
終戦直後の昭和21年から4年間、当時の皇太子(いまの天皇陛下)の英語の家庭教師を務めた著者・ヴァイニング夫人が、ともに過ごした日々を語りつつ、窺い知れなかった皇室の姿を描き出し、ベストセラーとなった回想録。
作家として活躍し、絶対的平和主義を貫くエーカー教徒あであったヴァイニング夫人。
英語を通じて自由と正義と平和を学び、成長してゆく皇太子の姿を瑞々しい筆致で書き留め、占領下の日本人がいかに生き、新しい道をいかに切り開こうとしたか、マッカーサーや憲法成立過程にも触れながら克明に綴る。
日米の交流の窓となり、懸け橋となったヴァイニング夫人の人柄がにじむ、戦後70年の歩みを振り返るうえでも画期的な一冊。
内容説明
戦後まもなく、当時の皇太子(現在の天皇)の英語家庭教師となったヴァイニング夫人が、ともに過ごした日々を瑞々しく綴った回想録。皇太子の成長期であり、敗戦後の日本の姿が皇室の日常とともに描き出された歴史的な書。戦後の皇室に新たな風を吹き込んだ女性家庭教師が綴る歴史的回想録。
著者等紹介
ヴァイニング,エリザベス・グレイ[ヴァイニング,エリザベスグレイ] [Vining,Elizabeth Gray]
1902年‐1999年。アメリカ・フィラデルフィア生まれ。戦前は作家活動を行なっていたが、戦後の1946年に皇太子の家庭教師として来日(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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紫羊
月式
tama