出版社内容情報
文学と政治の峻別を説いた文学者の?sc恆存は、政治や国家をどう論じたのか? 「個人なき国家論」への批判は今こそ読むに値する。
?sc恆存の政治論・国家論のエッセンス
文学と政治の峻別を説いた文学者の?sc恆存は、政治や国家をどう論じたのか? 「個人なき国家論」への批判は今こそ読むに値する。
内容説明
個人なき国家論を排す。「俗物論」から「朴正煕論」まで『保守とは何か』に続く福田恆存の真髄。
目次
1 政治とは何か(俗物論;少数派と多数派;私の政治教室)
2 国家とは何か(国家的エゴイズム;現代国家論)
3 戦後とは何か(個人と社会―平和論批判;政治主義の悪―安保反対運動批判;現代の悪魔―反核運動批判;当用憲法論―護憲論批判;防衛論の進め方についての疑問―防衛論批判)
4 国家と個人(孤独の人、朴正煕;近代日本知識人の典型清水幾太郎を論ず)
著者等紹介
福田恆存[フクダツネアリ]
1912(大正元)‐1994(平成6)年。東京本郷生れ。東京大学英文科卒業。中学教師、雑誌編集者、大学講師などを経て、文筆活動に入る。評論、劇作、翻訳の他、チャタレイ裁判では特別弁護人を務め、自ら劇団「雲」(後に「昴」)を主宰し、国語の新かな、略字化には生涯を通じて抗した。1956(昭和31)年、ハムレットの翻訳演出で芸術選奨文部大臣賞を受ける
浜崎洋介[ハマサキヨウスケ]
1978(昭和53)年生れ。文藝批評家。日本大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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双海(ふたみ)
白義
ドクターK(仮)
白い雲。。
インチ気になる
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