出版社内容情報
250人の映画好きが青春の熱き思いをこめて選んだ東西の女優たちが一堂に会す。オマージュ、写真、エッセイと盛沢山な必携本!
目次
映画好き249人が選んだ“わが青春のアイドル”150人!(邦画女優は清純可憐な久我美子が断然トップ!;洋画女優は妖艷なるF・アルヌールがA・ヘップバーンを抑える)
座談会 今宵は女優について語り明かそう(赤瀬川隼、長部日出雄、山川静夫)
前篇 邦画女優編
休憩室 楽しいエッセイでひと休み(活動狂の大正時代;熱いおもいをもったたくさんの女優さんたちのこと ほか)
後篇 洋画女優編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつ
9
30年近く本棚の一等地を占めている本。1989年のアンケートに基づく順位であり、しかも当時50代〜60代が中心の回答者が「わが青春時代のアイドル」を選ぶというものだから、多くは相当以前の女優である(日本・外国のそれぞれ20位までの計40人を調べたら、戦後生まれは夏目雅子のみ。)。この40人が若き日に出演した映画を記憶を頼りに数え上げえてもかろうじて過半数を思い出す程度で、しかも夏目を除きすべてリバイバルで観たものである。映画が娯楽の中心で、アイドルは手の届かない銀幕の向こうに微笑んでいる時代の貴重な証言。2021/08/15
Gen Kato
5
再読。アイドルへの想いっていつの時代も変わらないなあ…2015/04/01