出版社内容情報
高いカネを払わなくたってウマイモノはいっぱいある。東京と横浜を舞台に"B級グルメ"は大活躍。好評の「東京B級グルメ」姉妹篇!
目次
ビジネス街新名物・ほか弁興奮大図鑑
銀座、日比谷、丸の内と四通八達「地下大帝国」をちょっとレトロに使いこなす
B級グルメ、横浜を行く(中華街本当的美味天下一品的中華饅頭;伊勢佐木町の“異次元ゾーン”探険)
古き東京の味を求めて(豆かんは死なずただ消えゆくのみ?;大東京カツ丼音頭;懐かしのフルーツポンチを知っていますか;東京のオヤツが光り輝いていたころ…)
トーストだって450種類も焼かせてしまう築地魚河岸のわがままグルメたち
「東京C級グルメ」
B級グルメの冒険地図―主要掲載店一覧
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかさん
3
ブックオフの108円は時々掘り出し物がある。本書の中の名短篇、半藤一利『濹東食談』を読んでいたら、昔学生の頃付き合っていた平井のモトカノを思い出してしまった。浅草、向島懐かしい。1988年出版だから、無くなってしまっている店もかなりあると思うが、伊勢佐木町有隣堂の化石売り場まだあるのかな。当時はイセブラといってたがこの中ではザキブラになっていたこちらが本家か。芸闘湯の江古田などなど再発見の食散歩へ出てみよう。2015/11/08
ナツ
2
昭和のよき時代の食が溢れた本!フルーツパーラーのフルーツポンチ食べたくなった。貧乏人には有難い弁当の海苔弁、鮭弁も奥が深い。2017/01/24
剛腕伝説
1
再読。かなり昔に読んだ一冊。文春文庫ビジュアル版の中でも名作の一冊。中でも半藤一利の「墨東食談」は、洒落ていて、切なくて、まるで純文学の名作の様。紺色の文字と紺色の版画が醸し出す、味わいは特筆物。なぎら健一の「東京のオヤジが光り輝いていたころ」も、昭和30年代の子供達の感じを良く描いている秀作。他の記事も中々の力作揃い。ただ「とうきょうスカイツリーC級グルメ」と「天下一品的中華饅頭」のイラストを担当している津円亭環七の絵が酷い。下手だし、キャラクターもダサすぎる。折角の記事が頭に入ってこない位、酷い。2018/07/06
カウチポテト
0
古い本ですが、写真だけでも眺める価値有りです。