出版社内容情報
六〇年代、マンガはこんなにも元気だった。空前の黄金時代に花開いた手塚、白土、つげ、永島などの傑作短篇をさらに精選して大集合。約八百ページのド迫力で贈る
内容説明
この傑作を読まずして、マンガを語ることなかれ。永遠の名作32編を満載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
25
「ガロ」「COM」を中心に、'60年代のいわゆる青年向けマンガから選んだ傑作集。あの頃はこういうかなりアヴァンギャルドな漫画が存在可能だったのだなあ、としみじみ思います。今では絶滅危惧どころか、完全絶滅種です。生き残っていたとしてもどこかの悪魔的博士が地下で培養している的なもんです。読んでもよく分からないというか、良くても詩的と言うか。佐々木マキさんって、オオカミの絵本の前はこういうのを描いていたんだなあ。赤瀬川原平さんは作家と思っていましたが、巻末の解説にイラストレーターとあってぶっ飛びました。2020/12/18
ほしけも
8
うへー…ツライ。なんというかやたらと暗い!やたらと前衛的!やたらと左寄り!60年代キッツイ!どんづまり感というかこの先に何もないと言わんばかりの絶望感!日野日出志は突き抜けてるからいいんです!重苦しい日常漫画はツライ!2014/04/14
ipusiron
0
1999/8/13読了
純粋印象批評宣言
0
私的に良いなと思った作者は、つげ義春、水木しげる、谷岡ヤスジ、日野ヒデシ、やまだ紫、赤塚不二夫、勝又進、木村みのり2011/05/02