出版社内容情報
いま評判の「龍(RON)」の作者が山に魅かれた男たちの意地や嫉妬、友情と反目、喜びや悲しみを描いて講談社漫画賞を受賞した傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@the_booby
39
8つの短編集。どれもが味わい深い作品だけどお気に入りは「ヒマラヤの虎」言葉と耳を閉ざし生きる母と弟を蔑む兄。シェルパの称号タイガーと認められた時明かされる過去に胸が詰まる。ザイルを切る時は躊躇わないと言う二人が熱い「ザイル」どちらの作品も話に母が絡むと目が潤むね。歳を取ると涙腺が緩んで仕方ないです。先に読んだ谷口ジローといい村上もとかも山モノはいいね~。2017/04/11
Nao Funasoko
9
「ブッダ」発掘してた時に一緒に見つかったので何気に再読。好きな作品ではあるが、このジャンルはその後に谷口ジローの名作「神々の山嶺」が発表されたのでどうしても見比べてしまう。2018/08/16
Koichi Yamashita
4
それなりに面白かったけど人が死に過ぎ。2018/02/28
ressenti-man
2
評判通り、面白かった。村上もとかの最近の作品は歴史に題材を取ったフィクションが多い気がするけど、この頃からそういうのが得意だったのね、と思った(多分実在の人物やエピソードをネタ元に脚色しているのだと思うのだけど)。2014/05/26