出版社内容情報
あの路上観察学会が東海道の宿場町を完全踏破。各町で発見した珍無類の建物、銅像、不思議な看板、アブナイ貼紙などを一挙大公開!
内容説明
名所旧跡ばかりが東海道の魅力ではない。芥川賞作家、建築探偵、イラストライター、デザイナー、編集者の路上観察学会五人衆が、安藤広重生誕200年にあやかって旧東海道を踏破。貼紙・看板・建物など街角にひそむ珍にして妙なる物件613点を採集。
目次
日本橋
品川
川崎
神奈川
保土ケ谷
戸塚
藤沢
平塚
大磯
小田原〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tama
8
自本 再々々読くらい 磐田に来て、今の家に住んでからの購入かと。トマソンの話はイラストレーターのユミ子さんから聞いてたがこの本を見たのは既にトマソンも「普通」になった時期。美しいと感じての写真と、オチがつけられる写真と。路上観察には笑いのオチ的物件も確かに入ってましたね。磐田見付も撮影されており「霊犬しっぺい太郎三代目」が犬小屋の床下に潜り込んでケツ出して寝てる姿が撮られております~ な・な・なさけなや~ ジーンズやのランボーの看板やら、小便親父石像など、「見付って変な町」なイメージが強力に発信!2016/03/11
bluemint
4
全ての宿場を回り、そこで発見したちょっと面白いもの、変わったものを写真で紹介するもの。ただ、五十三次の宿場限定になるのでトマソンほどの面白さは無い。文庫版なので写真が小さい。2018/02/06
ユ-スケ
2
東海道五十三次をたどりながら、それぞれの宿を路上観察学会員が路上観察 五十三次を知るとともに、現代の宿ながらやはり歴史を感じることになるのだった にしても、いつも写真のキャプションには唸らされるなあ2024/12/05
みかりんご。
2
VOWと路上観察の違いは紙一重だと思う。日本橋から京都三条大橋まで、きっちり五十三次を丁寧に観察。でも今から30年近く前の路上観察なので、今訪ねてももう存在していない物件が多いかと。◆私が好きなのは、トホホの家・夫唱婦随・風見鶏・昇り龍・笑う塀・記憶の白壁・渓流の番犬・トマソンなど。たまに出てくる「御当地面白物件」が西洋館なので、それらを訪ねてみた~い。たまに読みたくなる一冊。ゆえに私の蔵書の一冊。2014/07/22
久守洋
2
たまに読みたくなる赤瀬川本。ほとんどVOW。2010/09/21
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- 和書
- いっぷく拝見 〈続々〉