出版社内容情報
フランスの洗練、アメリカの影、アジアの混沌が三位一体となった国の現在を、写真と文章で綴る紀行本。読めば必ず行きたくなる!
内容説明
行かずに読んでも面白い。行けば百倍面白い。水の勾い。微笑みの花。ホンダのけたたましい響き。ハノイからメコンデルタまで、旅の記録でつづる「二冊目のガイドブック」。
目次
はじめに ベトナムへ行こう!
南部すみずみ旅行(変貌する街ホーチミンすみずみ散歩;魔都サイゴンの熱い夜;「混沌の中の混沌」中華街チョロンに沈む ほか)
北部しみじみ旅行(社会主義国の首都ハノイしみじみ散歩;ハノイ周辺、バイクでゴー!;少数民族を気軽に訪ねてみれば;ドイモイの恩恵を享受せんと、カジノで賭けてみる)
あとがき 旅の終わりに。そして、あなたの旅立ちに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本匠
12
平成9年出版の本。勝谷誠彦が三分の一程度を書き、後は複数のライターによるが中の一編だけ、建築家の藤森照信が書いている。表紙イラストは西原理恵子というのも何か不思議な感がある。おそらくベトナムブームが当時あって、かなり急いで出版されたのかな。2018/01/08
Carlos
10
古いけど読み応えあり2019/12/07
鈴川愛夏
4
●ベトナムへ行こう/勝谷誠彦 #読了 執筆者8人が書く紀行文であった。 2024/06/04
Koichi Tamura
4
行く前に届かなかったので、帰ってから読みました。10年前の出版なので、いろいろ違ってると思いますが、また行ってみたいです。来年も行こう。2017/03/26
おとん707
3
ベトナム旅行から帰国して10日ほど経ってこの本を読んだ。行く前に読めばよかったとも思うが、実際に私が目にし、体験したことと比べながら読むのもそれはそれで面白かった。本書が出たのは20年以上前のことなので衛生状態も道の整備状態も私の見たのとは大分違う。「週末ベトナム・・・」シリーズの著者下川裕治が「4年も経てば変わってしまう」と言っているくらい変貌著しい国なので当然なのだろう。ただしベトナムは広い。私の見たのはほんのちょっとだけ。本書にあるようなベトナムが今でもあるかもしれない。何度でも訪ねたいと思う。2019/12/29