出版社内容情報
引きこもりの息子、
夫婦関係に悩む妻──
江戸の天才カラーコーディネーター・お彩が
「色見立て」で救います!
いつも朗らかな塚田屋のお内儀、お春の様子がおかしい。
呉服屋を営む夫の吉原通いは相変わらずだが、これまでとは何かが違うと気を揉むお彩。
そんな折、お彩は、お春の生け花の師匠に色見立てを頼まれる。
一方、香乃屋のひとり娘、お伊勢の祝言の日も近づいてきて……。
天才的な色彩感覚を持つお彩の活躍を描く大人気シリーズ第五弾。
江戸の色彩の豊かさが話題の人気シリーズ待望の最新刊!
天才的な色彩感覚の持ち主・お彩と、
食えない京男・右近の最強コンビが「色」で難問に挑みます。
※
「白と言っても、いろいろとあるものでしょう」
師匠の言葉に、頭を上げる。まさに今、お彩が思っていたことだった。
あらためて白の襦袢地を並べてみると、少しずつ色が違うのだ。
たとえば青みのある白は、雪色、月白、魚肚泊。
黄みがかっているのは卯の花色。
灰がかったものなら銀白色、雲井鼠、灰白色。 ──本文より
※
【目次】
内容説明
いつも朗らかな塚田屋のお内儀、お春の様子がおかしい。呉服屋を営む夫の吉原通いは相変わらずだが、これまでとは何かが違うと気を揉むお彩。そんな折、お春の生け花の師匠に色見立てを頼まれる。一方、香乃屋のひとり娘、お伊勢の祝言の日も近づいてきて…。天才的な色彩感覚を持つお彩の活躍を描く大人気シリーズ第五弾。
著者等紹介
坂井希久子[サカイキクコ]
1977年、和歌山県生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒業。2008年「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。17年『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』で第1回高田郁賞、第6回歴史時代作家クラブ賞新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



