文春文庫<br> ぼくは青くて透明で

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文春文庫
ぼくは青くて透明で

  • 窪 美澄【著】
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  • 文藝春秋(2026/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167925314
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

高校一年の夏。地方の高校に転校したぼくは、あの教室で忍に出会った。
恋愛小説の名手が初めて描く、少年と少年の、強くやわらかな愛の軌跡。

血の繋がらない母・美佐子さんと暮らすぼく。
実の母も、父も、いつの間にかどこかへ行ってしまった。
ぼくは男で、男が好きだ。
新しい高校にも、どうやら馴染めそうにない。
学校なんて、卒業してしまえばそれまでなのだからと、ぼくは“空気のように”過ごそうと決めた。
しかし、ふと触れ合ったクラスの優等生、忍の指先の体温が、ゆっくりと確かにぼくの中に広がっていく。

いつしか互いへの思いを募らせてゆく二人の少年。
しかし学校の教室という閉ざされた場所では、思うように過ごすことは難しく――。
「出会わなければ、自分は自分のままでいられたんだ。出会わなければ、いつまでも本当の自分を隠して、普通の人として生きていけた」
それでも、共にいたいと願う二人の少年と、それを見守るいくつもの眼差しを丁寧に描いた、孤独と愛の物語。
(解説・鈴掛真)





【目次】

内容説明

高校一年、夏。ぼくは転校先の教室で、忍という少年に出会った。勉強も運動も得意な優等生の彼は、ぼくとは何もかもが違う。卒業までは空気のように過ごそうと思うぼくはしかし、ふいに触れた忍の指先の熱に惹き込まれるように彼への恋心を募らせていく。自身の心の形を知ろうとする、少年たちの孤独と愛の物語。

著者等紹介

窪美澄[クボミスミ]
1965年、東京生まれ。フリーの編集ライターを経て、2009年「ミクマリ」で、第8回女による女のためのR‐18文学賞大賞を受賞しデビュー。11年受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で第24回山本周五郎賞を受賞。同作は本屋大賞第2位、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位となる。12年『晴天の迷いクジラ』で第3回山田風太郎賞、19年『トリニティ』で第36回織田作之助賞、22年『夜に星を放つ』で第167回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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